150年前に沈んだ船 長江から引き揚げられる

上海市で最近、長江に沈んでいた150年以上前の木造船の引き揚げに成功。清代末期の文化研究が大きく進む可能性があることがわかった。

この船は世界的にも容積が大きく、数々の文物を載せた木造船の一つ。船は長江の深さ550㌢の泥内に埋まっており、現存している部分は長さ381㌢、広さ約990㌢で、31の船室を備えるという。2015年の調査で発見された。

今回は70日間の準備期間を通し、専用の装置を使って慎重に引き揚げられた。これまでの調査では、すでに船内から景徳鎮やベトナム産水タバコ入れなどたくさんの歴史的価値のある文物が発見されている。(11月21日)

 

~上海ジャピオン2022年11月25日

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