内モンゴル自治区フルンボイル市で最近、同じ時刻の空に、太陽が3つ同時に見える「幻日」と呼ばれる大気光学現象が起きたことが、ネット上で話題になっている。
モンゴル自治区気象局によると11月21日(月)、太陽と同じ高度で、太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象「幻日」が約5時間発生。地元では過去に「幻日」の後に災害が起こったという言い伝えがあり〝不吉な予兆〟と恐れられている。しかし専門家は、これは雲の中にある氷晶が地面に対してほぼ水平に浮かび、この氷晶の側面から太陽光が入射し屈折された太陽光が「幻日」として見える自然現象であると説明している。(11月22日)
~上海ジャピオン2022年12月2日