上海市奉賢区で11月29日(火)、日本を代表する世界的な建築家・隈研吾氏がデザインした「江南書局」の初店舗である「江南書局・本の庭院」が試験営業を開始したことがわかった。
同店は、面積約1450平方㍍。竹林の洞窟のような入口を進むと、竹をモチーフにした中国式江南庭園風の造りになっている。落ち着いた雰囲気の中に、文学、芸術、人文、社会など様々な分野の約1万4000冊の本が並ぶ。今後は市民に向けてイベントが多数予定されているという。
また、静安区南京西路にある「張園」が4年間の修繕工事を終え、12月1日(木)から開放されていることがわかった。「張園」は1882年に建設され、上海で現存する規模が最も大きく、種類も最も多い石庫門建造物群。観覧には、事前予約と48時間以内のPCR検査陰性証明が必要だ。(12月3日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年12月9日