「梅龍鎮伊勢丹」が6月閉店 国内「伊勢丹」は1店舗のみに

上海市黄浦区にある百貨店「梅龍鎮伊勢丹」が3月25日(月)、賃貸契約が満期になることから、営業を6月30日(日)に終了することを明らかにした。

同店は1997年に開業。市では淮海路にあった「華亭伊勢丹」に続く2店舗目で、店員がおじぎをしながら顧客を迎えるなど、日本式のサービスが話題となった。その後「華亭伊勢丹」は2008年に閉店。また「伊勢丹」は天津市にある2店舗も今年3月と4月に閉店を予定しており、同店が閉店することで、国内の「伊勢丹」は天津市の「仁恒伊勢丹百貨」1店舗のみとなる。

上海市では徐匯区にある「太平洋百貨」や「上海六百」など老舗百貨店が相次いで閉店している。専門家は、23年に開業した商業施設が34に上ることを挙げ、老舗百貨店が生き残るにはテーマを絞ったり、複合型施設に切り替えたりするなどの戦略が必要と指摘している。(3月25日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2024年4月5日

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