チクングニア熱が流行 上海では症例なし

広東省でチクングニア熱の感染が拡大しており、佛山市では確定症例が3000例を超えた。一方、上海市疾病予防コントロールセンターは、7月23日(水)時点で市内では症例の報告はないと発表した。

チクングニア熱は、ネッタイシマカを媒介とするウイルス性疾患で、突然の発熱や強い関節痛が主な症状。一般に予後は良好とされている。

予防には、長袖着用や虫よけ剤の使用、積水の除去などによる蚊対策が有効。また流行地域への渡航者には、帰国後2週間の防蚊対策継続、さらに体調異変時には速やかな受診を呼びかけている。(7月24日)

 

~上海ジャピオン202581日号

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