中日定期貨客船「鑑真号」 6月28日から定期運航再開

上海初の旅客・貨物定期船である「鑑真号」が、6月28日(土)の大阪行き便で、中国―日本間の定期運航を再開することがわかった。

今回就航する「鑑真号」は、1985年の初代から数えて3代目。2代目「新鑑真」の輸送資格満了に伴い、新たに最新の豪華貨客船が就航することになった。船の旅客定員は192人で、その他に20フィートのコンテナを最大338個積載可能。客室は8人用の畳部屋と4人用のベッドルーム以外に、リビング付のスイートルームもある。船上にはバーやジム、子ども用のプレイルームなども完備する。

運航は毎週往復1本ずつで、上海から日本大阪府・神戸市を隔週で結ぶ。片道の所要時間は約45時間で、具体的な運賃は未定だ。

また、上海市は6月12日(木)「2025上海国際クルーズフェスティバル」の開幕を発表し、天津市や広東省深セン市など9都市と連携し、新たなクルーズ体験の創出に努めることを宣言した。(6月12日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2025年6月20日号

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