市内で過熱する商業広告合戦に対し、市民から批判の声が上がっている。
2006年下半期から、市内の主要な路上で、映像や音を伴う新型の広告スクリーンが現れ始めた。また、高層ビルの外壁や屋上にも、電光広告スクリーンが次々設置されている。これに対し市民から、「うるさい」「光が目を刺激する」など不快感を訴える声が相次いでいる。
特に過密が指摘される淮海路では、西蔵南路から陝西北路間の数百メートル間に、40余りの広告スクリーンが設置されている。
社会学者は、「一部企業が都市の景観を省みず利益を追求した結果」と分析している。現在、市容環境衛生管理局景観管理処では、これらの新型広告にも対応する条例を制定し、設置を規制していく構え。
(1月11日)
~上海ジャピオン1月19日発行号より