写真は「飲んべえセット」。
手前から、刺身3点盛り、七輪焼き、塔菜のおひたし、牡蛎と白身魚のフライ。生ビールも含む

飲んべえ納得の一軒

　威寧路にある日本料理「葵」が、開店２周年を迎えた。
開店以来、飲んべえたちの舌を唸らせてきた同店は、
自らを飲んべえと評するオーナーが経営するだけに、扱う酒や肴に余念はない。
　オススメは、このわたとホヤの塩辛をブレンドした「莫久来（バクライ）」（45元）や、
サメの軟骨を梅肉で和えた「梅水晶」（35元）などの珍味。
純米清酒「天狗舞」や「加茂鶴」などの銘酒も多く取り揃える。
　今宵、飲んべえ納得の一軒に、足を運んでみてはどうだろう。

通が唸る旨い肴

　今回は、ゴチのために特別に「飲んべえセット」（２５０元相当）を用意。
これを１週間のみ１５０元で提供する(11月11（木）～17日（水）　この号のジャピオン持参)。
　このセットの目玉は、青森県八戸産の「するめいかの味噌漬け」と九州産の「きびなご」。
いずれも七輪でかる～く炙って食べるのがオススメだ。
オーナー曰く、特に独特の苦味を持つきびなごは、通に食べてもらいたい一品という。
このほか、今が旬のさゆりを鮮やかに盛りつけた「さゆりの姿造り」や、
渤海湾産の大ぶりの牡蠣を使った「牡蠣フライ」など８点が揃う。
　飲んべえが選んだこだわりのセットで、酒の真の旨みを追及しよう。

あおい
葵
―日本料理―
TEL: 6291-2660（日本語可）
住所: 威寧路252号
営業時間: 11時～14時、17時～翌2時
座席数: 約40席
予算: 200元～

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～上海ジャピオン１１月１２日号より