ジャピュランガイド~東北四季餃子王(ドンベイスージージヤオズワン)

お酢の香りが、食欲を刺激する「鍋包肉」

姉の接待は東北菜
先月、上海にお姉ちゃんが日本から遊びに来ていたの。
念願だった食器市場に連れて行ったんだけど、
興奮して業者のように買い込んじゃって、
もう大変! 
気を落ち着かせるために、その帰り、
近くの東北料理を食べに行ってきたわ。
ここは上海に全部で7店舗あるから、
いつもその時々で一番近いお店に行くの。
外観はどれも赤い文字と木材が印象的よ。
しかも、ここの店舗は窓ガラスに
素敵な切り絵が貼ってあるのよね♪ 
さあ、東北料理といえば餃子よね。
ニラ・卵・エビ入りの「素三鮮」(5元/両=50㌘)
を3両分頼んで、と。
そして欠かせないのは豚肉の甘酢あんかけ
「鍋包肉」(30元)! 
これを食べずして日本に帰ったら後悔するわよ。

窓には民族調の赤い切り絵

〝打包〟で頼み放題
ね? 
言った通りでしょ。
このサクサクの衣と酸っぱさの絡みが絶妙なのよね。
卵チャーハン「蛋炒飯」(10元)も素朴でイイ感じ。
野菜はニンニクの芽の炒めもの「蒜台炒肉」(16元)。
実家で食べてたのと似た懐かしい味がする~。
ブルーベリージュース「東北藍苺汁」(10元)は、
さっぱりとした飲み口ね。
ふう。
前菜に頼んだゴマだれのところてんみたいな
「麻醤拉皮」(15元)が、
食べても食べても減らない~。 
よーし、お姉ちゃん見てて。
こんな時こそ、必殺☆〝打包(お持ち帰り)〟! 
え? 
日本にも持って帰る? 
…それは、ちょっと…。

~上海ジャピオン05月25日号

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