大連で獲れた新鮮なカサゴの唐揚げ。
芋の甘みはそのままに
キレ味抜群の芋焼酎「鶴見」(400元)と一緒に
コリコリのアジ刺身
ファッションストリートとして、
地元民から愛される長楽路。
そこに店を構える居酒屋「味季」は、
店名の基となる美人で気さくな若女将が、
旬の素材を活かした
繊細な味付けの創作日本料理の数々で客を迎える。
今の季節は、
春から秋にかけてシーズンを迎える
長崎産「アジのタタキ・刺身」(通常90元)がイチオシだ。
コリコリした食感と、
程良く乗った脂に、
あっさり爽やかな口当たりが加わり、
暑さで食欲減退気味の人も箸が進むに違いない。
日仏融合牛タン煮
アジによって
胃袋の調子が良くなってきたら、
次は「牛タンワイン煮」(通常65元)を頂こう。
仏産ワインで煮込んだ牛タンは、
味噌が隠し味。
ワインの酸味に和風のアクセントが効いた、
店オリジナルの味わいを創り出す。
そのほか、豪快に丸揚げした
「カサゴの唐揚げ」(通常75元)は、
サクッとした食感が楽しい逸品だ。
白身魚の中でも淡白である
カサゴの味を殺さないよう、
絶妙な塩加減で味付けた。
各種酒類も豊富に用意する同店。
酒とそれにマッチする料理、
そして晩酌のお供が欲しくなったら
ぜひ訪れよう。
info
住所 長楽路69号
TEL 5386-1895、158-0096-4885(共に日本語可)
営業時間 11時~14時、17時半~24時
席数 26席
予算 250元
エリア 淮海中路
~上海ジャピオン2012年8月17日号