名は体を表す
今朝食べた「麻餅」。
ゴマがたくさんまぶされた皮を割ると、
ネギや豚肉の餡がたっぷり入っていて、
なかなかのボリュームでした。
皮はパイ生地でサクサクとした歯ごたえが楽しく、
中の柔らかい餡と食べると、
肉汁が皮にもよく染み込んで、
ジューシーな1品でしたね。
以前にゴマ団子の「麻球」を
過去に食べたことがあるので、
「麻餅」という名前で、
ゴマを使った食べ物なんだろう、
と想像がつきました。
ですが、一緒にいた同僚曰く、
彼の地域では「金銭餅」と呼ぶらしいのです。
形が銅銭に似ているから、とのことですが…。
ネギと豚肉がたっぷり。
「金銭餅」と呼ぶ地域もあり、
場所によって餡の具材が異なる
日本の大判焼きのようなものでしょうか。
食べ物でも何でも、
名前に特徴を取り入れた方が
覚えやすいこともありますね。
私には、
〝大横広行〟という友人がおりまして、
名前通り、横に大きい超肥満体型で、
人より面積を取って歩きます。
その体型でその名前なので、
初対面でもすぐに
名前を覚えてもらえていました(笑)。
商売の世界でも、
商品名が売れ行きにどれだけ貢献しているか、
ということはよく分かります。
私の場合は営業職で、
販売を促進させるため、
商品と自分のアピール力が要。
なので、私も相手に覚えてもらえるよう、
ホリではなく、この体型なので、
〝ゴリ〟にした方が良いかな、
と朝から「麻餅」を食べて思いました。
~上海ジャピオン2012年8月31日号