選食空間 点石?小宴


File No.16
Shanghainese

点石?小宴


素朴に穏やかに

 窓の外には、租界時代のプラタナスの緑が日に輝く。家族や親しい人と、静かな空間でたまにはゆっくりと中華を。「点石?小宴」は、そんな日にふさわしい。
 「320」という金文字の下の入り口をくぐると、そこはクリーム色の温かみに溢れた素朴な老房子。ここに派手派手しさは一切なく、椅子ひとつ、お皿一枚に至るまで素朴。絢爛豪華な中華レストランとは一線を画すこのスタイルはじわじわと人気を集め、昨年、今年と2年連続で上海タトラーのベストレストランに選出された。

1.温かみのある個室。店内はクリーム色とこげ茶色で統一されている。


日本に15年

 同店のオーナーである中国人夫妻は、日本で15年間中華料理の腕を揮った日本通。そのため上海と江蘇省の料理をベースにしながら、あっさりとした味で、油も控えめ。さらに、日本人にとっては懐かしい日本風中華メニューも豊富だ。
 中でも「干焼風尾蝦」(158元)は、日本の「エビチリ」の味をアレンジした逸品。刻みにんにくと濃厚なチリソースが身のしっかりした蝦たちにたっぷりと絡み、箸が止まらない。
 同店のリピーターとなる日本人ゲストも多いのは、日本を良く知るオーナー夫妻の名采配によるのだろう。

2. 手前「楊州干絲」(42元)スープと鶏油がよく絡まる。奥「鹹香鶏」(38元)絶妙な塩加減。前菜に
3.「干焼風尾蝦」(158元)濃厚なエビチリ


店名: 点石?小宴
住所: 永嘉路320号(×襄陽南路)
電話: 5465-0270
営業時間: ランチ11時~14時、ディナー17時半~21時半(ラストオーダー)
予算: 約100元
席数: 150~180席、個室6部屋(4~14人)

~上海ジャピオン8月15日発行号より

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