ジャピュランガイド～青年餐庁（チンニエンツァンティン）

2013/6/27
上海のグルメ

麻婆豆腐は思わず頼んでしまう驚きの安さ

果物をつまんで待つ

いやはや、上海は梅雨があるのが玉にキズですなあ。北京に住んでいた頃は、カラっと晴れの日が続いて気持ちいいもんでしたよ。何だか急に〝北京シック〟になってしまいました。よし。ここは北京に本店があるレストランに行ってみませふ。

何と！　予約していないとはいえこの広さで待たねばならないとは、人気ぶりは上海でも健在ですな。待合所には、僕のような読みの甘い愚か者のために（？）、プチトマトや果物、飴などが用意してありますよ。この心遣いがニクイ！

商業ビルの1階に店名が光る

特価３元の麻婆豆腐

おかげで、空腹のあまり発狂するなどということもなく、無事に席へと通されました。いや、やはり目が狂ってしまったのか？　「麻婆豆腐」（３元）なるものが見えるのですが。服務員さ～ん、これホント？　「はい、こちらは特価メニューでございます」。３元とは、目を疑う驚きの安さですな。しかも味にも狂いがないとは、恐れ入谷の鬼子母神。他のメニューも木桶に入った菜っ葉飯「青年菜炒飯」（18元）やナスの辛み和え「辣拌茄子」（12元）など、リーズナブルな料理が目白押しですぞ。

うむ。この粒入りマンゴージュース「楊枝甘露」（48元／ピッチャー）、通常デザートとして供されるものですが、飲んでもイケますな。ほくほくのサツマイモにピーナッツと砂糖をまぶした「麦香小仔薯」（22元）は、何やら西洋のかほりがします。う～ん、余は満足じゃ～。