春に誘われ雲南料理
いやはや、上海もようやく暖かくなってきましたね。来た当初は持ってきた冬服が足りなくて、無印セーターの中にアイドルTシャツを重ね着して防寒していましたが、そろそろセーターをシャツに替えてもよさそうです。もちろん、アイドルTシャツは続投で。
そんな春の気配が漂う今日この頃、テラス席のあるオシャレな雲南料理店で、優雅に取材を済ませてきました。平日のお昼でもほぼ満席、休日は欧米の方々がこぞってブランチに訪れるようです。
周りを見渡すと、皆さん銅製の小鍋に入った麺をすすっていますね。雲南名物のビーフン「米線」ですか。それでは僕も「豆花米線」(29元)をおひとつ。ドリンクは、なかなか他の場所ではお目にかからないタマリンドジュース「酸角汁」(15元)をいただきます。
冷たいバラスイーツ
へえー、タマリンドジュースは酸味と甘味がちょうどよいバランスですね。豆花米線は汁なしビーフンですよ、とは店員さんに聞いていましたが、予想に反してわりと辛いです。店名「Slurp(音を立てて食べる)」の通り豪快にすすりたいところですが、春の陽気も相まって、このままでは顔中汗だくになってしまう…。
すかさず「玫瑰紅糖年糕」(15元)を追加オーダー。お団子みたいなお菓子かと思いきや、ローズウォーターにバラの花びらとブラウンシュガーのお餅が浮かんでいます。甘く冷たく、汗がスーッと引いてくれました。ふう、一件落着。
info
住所 昌平路1000号
TEL 130-5258-0195
営業時間 11時半~20時半
席数 約30席
予算 約50~60元
~上海ジャピオン2016年03月18日発行号