ジャピュラン☆ガイド～皇府

2016/8/19
上海のグルメ

ヘタウマ絵柄点心

先週末は、遊びを兼ねて、他部署のみんなも一緒に初特集の取材に行ってきた。内容はまだ内緒だけど、楽しかったっすね。一汗流した後は腹ごなしって流れで、自然にもうひとつの取材に巻き込むことにも成功。ここだけの話、大人数で食べた方が安上がりですからね。

う～ん、入口正面では〝商業の神様〟関羽の像がどどーんと立ちはだかってるし、その右手には魚の水槽があって、いかにも重厚な本格香港料理って雰囲気だな。でも料理は創作メニューっぽいのも多いし、何だか不思議なバランスっすね。

ここのイチオシメニューは、ゆるいイラストが描かれた点心盛り合わせ「粤式九宮格点心」（98元）。このヘタウマなテイストが、三十路の先輩方の乙女心をグッと掴んだみたいっすね。僕にはちょっと分かんないけど。

日替わり湯は上品に

プハーッ。運動後ののどを潤すには、やっぱビールっすよね。先輩方はトロピカルで健康的な「椰汁蜂蜜檸檬氷茶」（18元／杯）っすか。ネーミングセンスが光る「南北極」（68元）は、〝北海〟タラと〝南瓜〟かぼちゃのフライ２種。日替わりの「功夫茶壷湯」（28元／２人分）は、具材が予め皿に取り分けられてるから、小ぶりの茶器で上品に飲めるな。

点心盛り合わせ、よくあるパターンだけど、写真のイラストより、実物はだいぶヘタウマ度が増してるぞ。何気にクルミのクオリティが一番高いな。ちょっと先輩、いい年して「かわいくて食べるのもったいな～い」とか、やらないでくださいよ。