夏こそ食べたい カレーインド人御用達の店
鼻腔をくすぐるスパイシーな香り。口に運ぶと、ホロッと崩れるチキン。「ムルグ・パティア(帕蒂亜拉咖喱鶏)」(69元)は、インドカレーの一種・パティアにムルグ(ヒンディー語でチキン)がゴロッと入った一品だ。
「Masala Art」は、来海30年のインド人オーナーが、2002年に開いたインド料理店。ターメリック、クミン、シナモン、クローブ、フェヌグレックなどを炒めて香りを出し、鶏肉を加えて表面が色付くまで炒める。その後トマトを加えてさらに炒めたら、パームシュガーなどで味を調え完成。辛さの中にもコクがあり、食べ始めたら一気に平らげてしまう。
「ナン」(19元~/枚)も一緒に注文しよう。同店では、壷窯型オーブン「タンドール」をインドから輸入。この中で火を通すことで、ふんわりと焼き上げる。串焼きなどもこのオーブンを使い焼くことで、旨味をギュッと閉じ込める。
夏がまだ続く上海。暑さを吹っ飛ばす激ウマカレーをぜひ1度、ご賞味あれ。
Info
店名 Masala Art(マサラ アート ) 康定路店
住所 康定路1018号(×泰州路)
TEL 6258-8907(英語のみ)
営業時間 11時~14時半、17時~22時半
席数 約100席
予算 100元~
~上海ジャピオン2018年8月24日発行号