塩焼き・タレ焼き何でもござれの炭火焼き鳥。
お酒のつまみやご飯のお供として、会話と共に口へと運びやすい

秘伝の炭火焼き

　開店６年目を迎えた焼き鳥居酒屋「飛鳥」。
淮海中路界隈に勤めるビジネスマンたちが、仕事帰りに気心の知れた同僚と触れ合う場となっている。
店内にはＢＳテレビやＪ―ＰＯＰが流れており、思わず日本の居酒屋にいる錯覚を覚えそうな雰囲気だ。
　大阪でも15年の経験を持つオーナーの自慢は、何といっても炭火焼き鳥。
さっぱり味が好みの人は、しその葉を挟んだ「しそまき」や大根おろしと小ネギをのせた「とりおろし」を。
人気の「つくね」や「ネギマ」（各10元）などには秘伝のタレをサーっとかける。
立ち込める香ばしい匂いに、腹の虫が刺激されること請け合いだ。

鍋とじゃがバタ

　もちろん、魅力は焼き鳥だけではない。
一品料理も約40種と充実。
寒さの戻った夜には「ラーメン」（醤油・味噌各30元）や「とり鍋」（１人前50元）が、冷えた身体を暖めてくれる。
客の30％を占めるという欧米人客には、焼き鳥ダレをかけた「じゃがバター」（10元）が人気だ。
純日本風な焼き鳥や一品料理が、上海にいることも忘れさせ、仲間との団らんに一役買うはずだ。

あすか
飛鳥
―焼き鳥居酒屋―
TEL: 5383-6801（日本語可）
住所:長楽路318号
営業時間:17時～翌1時
座席数:60席、個室3
予算: 約50元～

～上海ジャピオン３月２６日号より