「盛付カルビ」（50元）は店の看板メニュー。特製のタレで下味を付けてから提供される

高火力で旨み凝縮

　古北の日本人学校近くに、
火力にこだわる日本人オーナーの炭火焼肉店がオープンした。
　清潔感のある店内は座敷とテーブル席を用意し、
炭火を囲んでみんなでわいわい肉をつつける。
同店が特にこだわっているのは、備長炭の品質。
一般的な焼肉店の約２倍の価格というその炭は、
１２００℃という高い火力を出し、肉の旨みを瞬時に閉じ込める。
遠赤外線効果を活かして網の上で肉汁を凝縮させ、
中心まで火が通る手前のレア状態で仕上げるのがコツだ。

日本のテレビ番組を横目に見ながら、座敷で賑やかに楽しめる

上質肉をほお張る

　その炭で焼き上げたいのは、
イチボやカイノミなどその日仕入れた最良の部位を盛り合わせた「盛付カルビ」（50元）。
特製の下味タレが、黒毛和牛の旨みを最大に引き出す。
　また内臓系が好きな人には「レバー刺」（45元）も用意。
トロッとした新鮮な生肉と白飯が絶妙にマッチした「ユッケビビンバ」（38元）などとともに、
あらゆる肉をじっくりと味わいたい。
ドリンクは、生ビール（15元）や焼酎（25元～）などを取り揃える。
　11月30日（月）まで注文時に「ジャピオンを見た」で、
「牛たん塩」（45元）を１組１皿サービス中。

炭火焼肉　一力小僧
住所: 虹梅路3211号泰豪大厦305-306室（×程家橋支路）
TEL: 6406-5559
営業時間: 17時～翌２時
席数: 73席
予算: 130元

～上海ジャピオン１１月６日号より