創業23年目の老舗
かつて上海駐在員男性の憩いの場だった〝日本村〟。その日本村がなくなった今も同じ場所で営業を続ける日本料理店「百合」は、今年で創業23年目を迎える老舗中の老舗店だ。
店内はテーブル席のほか座敷席、約20人を収容する大個室を含む個室があり、今の時世周りと距離を取って食事ができるのがありがたい。日本のテレビが観られたり日本のコミックも読めたりするため、念願の一時帰国気分を味わえるかも? 同店では、鮮魚を使った寿司や焼き物が看板メニュー。脂が乗った「カンパチカマ焼き」や「焼きホッケ」(各通常58元)、寿司「まぐろ」(通常38元/2貫)のほか、寒さが身体に堪える今の時期は海鮮鍋が人気だという。具材は自分でカスタマイズでき「アワビ」(通常88元/2個)や「エビ」(通常16元/皿)をはじめ、カニやタイなどを入れることも可能。オーダーが入ってからさばくため、鮮度抜群だ。
2号店も賑わう
今回は、2月28日(日)まで「ジャピオンを見た」で予約すると、ディナー時に限り会計額を20%オフとしている。なお春節休暇も休まず営業する。
ほか同店の2号店である寿司店「百合 寿司屋」が昨年末に伊犂南路沿いにオープンしており、古北エリア在住の人を中心に連日賑わっている。創業22年に裏打ちされた確かな味で、鮮魚や各種日本料理を堪能しよう。
info
住所 蒲匯塘路98号2階
TEL 6438-0928、137-9520-9599
営業時間 10時~14時、17時~翌3時
席数 約80席、個室6
予算 昼40元~、夜200元~
~上海ジャピオン2021年2月5日発行号