長年憧れたチェロ
初心者でも安心
「高校と大学時代に吹奏楽部でコントラバスを演奏していたんですが、
実はずっとチェロの音色にも憧れていたんです」と語る陽子さん。
コントラバスといえば、人の背丈ほどもある大きな弦楽器だ。
チェロの魅力について陽子さんは、「人間の声に近い音域で、深く響く感じがいいんです」と話す。
ちょうどジャピオンでミュージックアートハウスの広告を発見し、チェロに挑戦することにした。
同教室は古北のカルフール近くにあり、授業は基本マンツーマン。
チェロ以外にもヴァイオリン、ピアノ、フルート、二胡など、さまざまな楽器を練習できる。
楽器も全て貸し出しOKなので、初心者でも安心だ。
まずは持ち方から
音出す楽しさ実感
チェロコースの胡先生は海外での演奏経験もあり、英語も流暢。
「中国語が苦手な生徒さんには、英語で教えられますよ。音楽は楽しむことが第一です」と優しく話す。
授業が始まると、まずはチェロの持ち方から指導。
胡先生は、「背筋を伸ばして右手でここを持って…」と、手取り足取り教えてくれる。
だが、持ち方が分かっても「ギギー」というヘンな音しか鳴らない。
「弦を当てる角度に気をつけてみて」というアドバイスを聞きながら、何度も試行錯誤する陽子さん。
すると、不意にふくらみのある音が楽器の内側から響いた。
陽子さんの顔も、思わずほころぶ。
授業の最後には「次回は音階に挑戦してみましょう」と、胡先生は次の課題を提案。
「すごく分かりやすく教えてもらえて、段々できるようになるのが楽しい」という陽子さん。
今後の上達が楽しみだ。
Music Art House(ミュージックアートハウス)
TEL:6275-5975/138-1873-7817(亀田)
住所:水城南路51弄鑽石公寓11号101室
営業時間:10時~20時
www.masuda.cn
予算:入学金300元、チェロコース480元/月(1回45分)、ピアノコース入門480元~/月(1回30分)など
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~上海ジャピオン10月22日号より