解説
ニーチェに詳しくないという人でも、彼の「神は死んだ」という名言には聞き覚えがあるのではないだろうか。数々の名言で社会に鋭く切り込み、今も多くの人々を魅了して止まない。
今週はそんな彼の言葉から、接続詞「而er2(そして)」を見てみよう。一般的に使われる「不是~而是」と違い、今回の「而」は順接。「他喜歓吃東西、而最喜歓吃苹果(彼は食べるのが好きだ。そしてリンゴが一番好きだ)」のように、前段の文章について詳しい情報を加える時に使う。この「そして」は日本語の翻訳では省略されることが多いので、注意したい。
~上海ジャピオン2014年4月11日号