中華4千年の歴史が伝える、民間療法をご紹介。
緑豆に清熱効果
口内炎の熱をとる
口の中に突然できて、数日間は食事を不便にする口内炎。
一般的に口内炎の原因の多くは、刺激物の取りすぎや、仕事、私生活のストレスなど。中医学では、これらが消化吸収能力を司る「脾」と、精神活動をコントロールする「心」に熱を持たせすぎるため、口内炎につながるとされている。
そこで効果的なのが「緑豆」。緑豆には余分な熱をとる清熱解毒」作用があるため、口内炎の赤味や腫れ、熱、痛みなどを取り除くことができるとされている。また、患部に直接塗布することで、胃腸を冷やすことなく治療できる。さらに引き締め作用を持つココアが、傷口を早く小さくしてくれるというわけだ。
今回で4千年の知恵袋は最終回。食生活に4千年の技を取り入れて、健康な毎日を過ごそう!
やり方
①緑豆粉6g、ココア5gを蜂蜜適量で練る。
②①を患部に塗る。日に数回塗りなおすと良い。
体験者の一言
緑豆の野菜的な甘味と、ココアのお菓子的な甘味、それに蜂蜜のとろみが混ざり合った味は、なんともいえないものがあります。効くかも。(K・O女性)
先生からの一言
治療期間中は、刺激の強い食べ物や飲み物、たばこ、鳥肉や羊肉をやめ、果物や野菜を多く摂取しましょう。
監修:Evian先生
■艾夏維莎中医物理治療中心
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【注意書き】
※本記事は、編集部が独自に調べた民間療法について、中医学の医師に理論付けをお願いしたものです。効果を保証するものではありません
~上海ジャピオン2月22日発行号より