その症状、もしかしたらこんな病気の初期症状!
治療のカギは、早期発見。
【サイレンNo.58】
最近、生理の間隔が長くなったてきて、量も減った気がする。
イライラすることも多くなった!
?心当たりのある人は、こんな病気の可能性が…。
?
更年期障害(こう ねん き しょう がい)
毎月憂鬱(うつ)な気分になる生理期間。
そういえば最近、周期が2カ月に1回に変わったみたい。
それに、だるかったり、動悸がしたり…。
そんな人は、「更年期障害」かもしれません!
閉経期前後の40代~60代の女性に必ず起こる「更年期障害」。
ホルモンの分泌バランスの崩れが主な原因です。
症状には、精神的なものとして、イライラや鬱、不安感、情緒不安定など、身体的なものとして、ほてり、動悸、血圧が激しく上下する、倦怠感などがあります。
卵巣機能の低下が、身体全体の機能を低下させるため、この時期は色々な病気にかかりやすくなるので注意が必要です。
放っておくと精神病や高血圧、骨粗しょう症に繋がる可能性もあるので要注意!
治療は主にホルモン療法となりますが、1人ひとりに合わせて様々な治療法をとるので、まずは医師に相談を。
最近では、体に負担の少ない新薬もあります。
予防には、スポーツに打ち込む、趣味に没頭する、おしゃべりするなど、ストレス解消が一番!
?そして何よりも周りの人の理解が大切です。
ただでさえ、精神的に負担の多い海外生活。
症状と上手に向き合って、楽しい毎日を送りたいですね!
■今週の監修
博愛病院国際治療センター
陳衛 先生
?~上海ジャピオン5月15日号より