皮膚ガン予防に日焼け止め
――日焼けしてしまいました(泣)。
先生 日焼け止めは、肌が黒くなるのを避けるだけでなく、皮膚ガンなどを防ぐ意味でも必要です。そこで「日焼け止めクリーム・スプレー」を使いましょう。
――ガンは怖いですね。
先生 紫外線を浴びることで皮膚ガンになる確率は白色人種ほどではないですが、私たち黄色人種も十分にあります。そのため日焼け止めは、女性に限らず男性も必須。紫外線には何種類かありますが、地球上で人類が受けるものはUVAとUVB。UVAは屋内にいても、窓ガラスを通り抜け人体に影響を及ぼします。またUVBは、特に夏の午後に強く、短時間で日焼けしてしまいます。
――日焼け止めを選ぶポイントは何ですか?
先生 普段はSPF30、PA++以上の商品を、屋外で過ごす日はSPF50、PA++++の日焼け止めを使いましょう。SPFやPAは、UVB、UVAを防ぐ効果の高さを表します。朝出掛ける時はクリームタイプを使い、顔全体に使う量は1回当たり1元硬貨の大きさを目安にしましょう。出先で手が汚れるのを避けたい時はスプレータイプを使い、2時間に1回のペースで使うのが◎。なお、日傘やアームカバーなどを使った、物理的な日焼け対策も忘れずにしましょう。
~上海ジャピオン2020年7月10日発行号