お医者さんの御用達~「トレーニングチューブ」

 

どこでも手軽にストレッチ

 

――長時間デスクワークをしていると肩が凝ってきます。簡単にできるストレッチはありませんか?

先生 コンパクトで持ち運び可能な「ストレッチチューブ(拉力帯)」を使用した運動をやってみましょう。

 

――どんなものですか?

先生 ゴム製のチューブで、これを引っ張ることによって身体を伸ばしたり、筋肉に負荷をかけて筋力強化や体幹を鍛えたりします。全身の様々な部位のストレッチや筋トレに使えますが、私も肩凝りや腰痛があるので、肩と腰の痛みに効果があるストレッチを重点的に行っています。

 

――使い方を教えて下さい。

先生 「背中のエクササイズ」は、チューブを胸の前で両手で持ち、息を吐きながら左右に伸ばします。「肩のエクササイズ」は、チューブを両手で持ち、頭の上を通って背中側に回して左右に引っ張ります。「腰のエクササイズ」は、両手に持ったチューブを頭の上を通して腰に引っ掛け、握ったまま両手を身体の前に戻し、ヒジを曲げてワキをしめ、上半身を腰ごと左右にひねります。どれも、10~15回を目安にゆっくり行いましょう。負荷を掛け過ぎたり、急に伸ばしたりすると、痛みが酷くなる可能性があるので、ゆっくり、少しずつ継続してください。

 

~上海ジャピオン2021年12月3日号

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