ドラゴンボート仲間たち！

中内さんの紹介で伺ったのは大原亜弓さん宅。女性ながら、「ドラゴンボート」の大会にも出場した経験も！

無国籍な
ドラゴンボートチーム

リビングには、ドラゴンボート用の大きな「パドル」が丁寧に立掛けられている。というのも、亜弓さんは、上海でドラゴンボートのチームに所属しており、週１回のペースで練習しているのだ。
　亜弓さんの所属チームは、ドイツ、イギリス、フィリピン、マレーシア、そして日本人などが参加する、まさに無国籍チーム。練習時のコミュニケーションは全て英語となる。国籍はもちろん、年齢や性別を問わず、純粋にドラゴンボートをやりたい人が集まったチームで、女性も少なくない。
　「中国では端午の節句にドラゴンボートを漕ぐ習慣があって、その時期になると、各地で国際大会を含む、大小様々な大会が開催されるんですよ」
そう話す亜弓さんは、ことしだけで、すでに遠征大会に２回、浦東大会に２回出場している。
　「夏の練習は本当に暑くってて（笑）。中に水着を着ているので、練習後には、みんなで川に飛び込んで水浴びしてます」。いきいきとしたその口調から、亜弓さんの充実した日々が伺える。

▽大原亜弓さん

ダンナさんと
互いの趣味を交換！

亜弓さんの趣味であるドラゴンボートは、実はダンナさんの趣味。お互いの趣味を楽しもうとダンナさんと趣味を交換し合って、亜弓さんはドラゴンボートを、そしてダンナさんは亜弓さんの趣味であるオートバイを始めることになった。
　「お互いの趣味を楽しむことで、自然と会話も多くなりますね」と、嬉しそうに話す亜弓さん。これからもダンナさんと二人三脚で、亜弓さんの上海ライフは続く。

物件情報
◇地区：虹口区
◇間取り：3LDK　164㎡
◇家賃：非公開
◇築年数：5年
◇サービス：家具家電込み、管理費込み、オートロック、NHKワールド
◇交通：バス停より徒歩1分

⇒ＮＥＸＴ　ＷＥＥＫ
大原さん自慢のお隣さんは、
自宅の内装を自ら手掛けた加藤さん。
自宅の設計から内装まで、すべて加藤さんのオリジナル。バルコニーも素敵に改造されていた！

～上海ジャピオン７月２７日発行号より