ドラムとサックスのデュオ
藤崎さんの紹介で伺ったのは、ドラムに夢中の山崎友子さん宅。息子の陸杜(りくと)くんとの競演を夢見て練習中!
いつの間にか自分が
憧れのドラムを叩く
「細かい動きより、大きな動きが好きだし、ドラムは憧れの楽器だったんです」と話す友子さん。もともとは息子に打楽器をさせてあげたくて、音楽教室の門を叩いた。しかし、息子は学校の時間との兼ね合いであえなく断念。「それなら私が習っちゃえ! って思い切って始めたんです(笑)」と笑顔で話す。
今では週1回のペースで上海戯劇学院副教授の先生から、スイング、ボサノバ、ランバなどのリズムパターンを中国語で習っている。
右足がバスドラム、左足がハイハット・シンバルなど両手足の動きが全て違うのがドラムの難しさだという。
「ドラムって不思議なんです。『そんなに難しいの不可能ですよ。先生!』と思っていても、やっているうちに不思議とできるようになってくる。それがはまってしまった理由なんですけどね!」。
最近は音楽を聴くときに、ドラムを意識して聴いているとか。友子さんのドラマーへの道は始まったばかりだ。
▽山崎友子さん(右)、山崎陸杜くん(左)
いつか息子のサックスと
ドラムで競演を!
「息子が今学校の音楽の授業でサックスを始めたところなんです。週4回、授業を受けているので、私も負けないように練習してますよ(笑)」。
ドラムも購入し、物置を改装したドラム部屋で気分転換も兼ねてちょっとした時間を見つけて練習している。ヴィラタイプの一軒家だからこそ昼間練習できるのもメリットだ。
日本から買ってきたドラム用教材のCDを「iPod」に入れ、曲に合わせて練習すると、まるで自分がステージで演奏している気分で、何度も繰り返し練習できる。
将来は息子の陸杜くんとジャズや日本のポップスなどを演奏したいと山崎さんは日々練習に励んでいる。
物件情報
◇地区:長寧区
◇間取り:3LDK 171㎡
◇家賃:非公開
◇築年数:7年
◇サービス:家具家電込み、管理費込み、BS1、BS2、スポーツジム、プール
◇交通:バス停より徒歩2分
⇒NEXT WEEK
山崎さんの自慢のお隣さんは
茶芸師の資格をもつ味岡さん
中国政府認定の茶芸師の資格を中国語で受け、見事合格。お茶の学校にはもう2年半も通うお茶の達人!
~上海ジャピオン9月28日/10月5日発行号より