考える男マートンと哲学の小部屋(トイレ)~ 818広場

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マートン限界状態
私は考える男マートン。
年が明けてめでたいな。
私も今日は、お祝いムードのまま、
南京西路まで食事に来ている。
しかし実は、
正月に連日暴飲暴食を続けたせいで、
腹の調子がよくないのだ。
今もビールを1杯空けただけで、
腹がグルグルと鳴り出した。
小部屋(トイレ)に駆けこんだが、
人が並んでいる…
しかし、もう限界だ!
君、譲ってくれ!

〝極限〟必須の哲学
前の人が親切で助かった。
それにしても、小部屋(トイレ)の扉、
ユニークだったな。
ピクトグラムが大きく描かれているのだが、
ふふ、私と同じく、
漏れそうなのを我慢している…
待てよ、もれそう、モレソー…モレソース!?
これは、チョコやチリなどで作られる、
メキシコの家庭料理に必須のソースだ。
なるほどな。尿意を我慢している例のポーズは、
正に極限状態である。
これは、多くの修行者が、
荒行で自らを追い込み、
真理や悟りを得ようとすることと関係がある。
つまり、メキシコ料理にとっての
モレソースのように、
真理を得るには、
極限状態に耐えることが必須だと説いているのだ。
よし、早速この哲学を実践するため、
今日は禁小部屋(トイレ)だ!
ありがとう、
いい小部屋(トイレ)であった。

~上海ジャピオン2013年1月11日号

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