自慢のお隣さん:思い出のつまったラグビーボール

 今回は中島さんからの紹介で、ラグビーボールやユニフォームが自慢という中村さん宅を訪問する。
 昨年8月下旬、研修生として派遣された中村大智郎さん。上海滞在は2年間と決まっており、9ヵ月を語学研修生として、1年3ヵ月を実務研修生として過ごす予定だ。「毎年所属部署から2人程度中国に派遣されるんです。大学で中国語を学んでいたこともあり、上海行きに立候補しました。厳正なる選抜の結果、私が選ばれたんです」と中村さんは笑いながら話す。
 平日の9時から16時まで、語学学校での授業。現在、4月下旬のHSKに向けて猛勉強中だ。
 高校、大学、社会人と、約15年間のラグビー歴を持つ中村さん。部屋には、上海に来る直前に所属チームのメンバーが寄せ書きしてくれたラグビーボールと、メンバーに囲まれた記念写真を飾っている。上海に来てからは日本人チームに所属して、毎週土曜日、爽やかな汗を流しているそうだ。
 ラグビー以外では、旅も好き。本来は、長期休暇を利用して海外を旅したいのだが、会社命令で「国境をまたぐな」と言われているとか。「研修生の身なのだから、勉強に勤しめ、ということですね(笑)。言うことをきいて、国内を旅し、中国語能力を伸ばしていますよ」。間もなく始まる実務研修に向けて、準備は万全のようだ。

<物件情報>
地区:盧湾区 間取り:1LDK/96㎡ 家賃:非公開 築年数:6年 サービス:家具家電製品込み、管理費込み 交通:地下鉄の駅まで徒歩5分

~上海ジャピオン2006年4月7日発行号より

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