自慢のお隣さん:カクテルシェイカーは必需品

 今回は中村さんからの紹介で、ホームパーティーで使うカクテルシェイカーが自慢という保坂さん宅を訪問する。
 北京で語学研修と実務研修を終えた後、今年2月半ばに上海に来た保坂さん。上海に来てまだ日が浅いことに加え、仕事が忙しいこともあり、生活環境作りは現在進行中といったところだ。
 荷物の少ない部屋の中に、一般家庭ではほとんど見かけないものがある。それは、北京滞在時に必需品だったカクテルシェイカーとメジャーカップ。「北京で語学学校に通っていた頃、中国語の先生や勉強仲間を集め、うちでよくホームパーティーをやっていたんです。そこで、学生時代のバイトでバーテンをした経験を生かして、皆にカクテルをふるまっていました。自分は全く酒はダメなんですけどね」と保坂さんは笑いながら北京での思い出を話す。今後上海でもホームパーティーをやるつもりで、グラスやアルコール類の調達を計画中だ。
 人との付き合いを大事にする保坂さん。リビングには、北京時代に交流のあった先生や友人から贈られた思い出の品が並んでいる。
 また、大学でポルトガル語を専攻していた保坂さんの部屋には、常にポルトガルやブラジルの音楽が流れている。特に、ブラジル生まれの音楽、ボサノバがお気に入り。「音楽のリズムにのせて、得意のパスタを作っているときが一番のリラックスタイムです」。

<物件情報>
地区:長寧区 間取り:3DK/111㎡ 家賃:非公開 築年数:10年 サービス:家具家電製品込み、管理費込み、ADSL込み、オートロック、BS1 交通:バス停まで徒歩10分

~上海ジャピオン2006年4月14日発行号より

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