歴史建築に住む
ヨーロッパ風の建築物や著名人の旧邸宅が密集し、上海で一番歴史的建築物が多い、復興中路エリア。「黒石公寓」は近年内部を開放し、書店やカフェなどが入居。新しい観光スポットとなっている建築物だ。
元は「復興公寓」と呼ばれていたアパートは、アメリカの宣教師ジェームス・ハリー・ブラックストーンが家主だったことから、「黒石公寓」という愛称が定着した。世界各地の技術を反映させたという中央の階段アーチや廊下のモザイクタイルは、今も美しさを保っている。このアパートは今も入居可。ここに住めば、上海の華やかな歴史を肌で感じられるだろう。
~上海ジャピオン2020年10月23日発行号