伝統芸能を上演
南京東路歩行外からさらに北に進むとある、北京東路。賑やかな観光地とは打って変わり、電子部品などを扱う店や会社が集まる、落ち着いた雰囲気だ。
「中国大劇院」は1930~40年代、〝上海四台京劇劇場〟と呼ばれた劇場の一つで、今も運営を続ける。元々は「三星舞台」という名前で、数々の著名京劇役者がここで演じてきた。途中の修繕工事で天井に設けられた、大きなハスの花がシンボルマークだ。
北京東路を北上すると行き当たる蘇州河沿いは、散歩やランニングにもピッタリ。歩いて京劇を観に行ける場所に住んで、中国伝統芸能に親しもう。
~上海ジャピオン2020年12月11日発行号