外国文化の発信地
書籍や文房具、画材を扱う店が軒を連ねる、福州路。この道のランドマーク的存在が、今回紹介する「上海外文書店」だ。
元は「国際書店上海分店」という名前で、1950年にオープン。その後「上海外文書店」と名を変更し、85年に国内都市としては初めて、国が認めた外国語書籍輸入会社となった。
70年以上経営を続ける同書店は、英語だけでなく日本語書籍やマンガも豊富に取り扱う。近頃は「アニメイト」が入居し、アニメコラボカフェを開くなど、サブカルチャーも積極的に発信している。
次に書店へ行く時は、本だけでなく、歴史ある建築も楽しんでみて。
~上海ジャピオン2021年5月28日発行号