荘厳な佇まい
酒を楽しむクラブ・バーから書店、カフェまで、短い道ながら、区間によって様々な顔を見せる衡山路。
軌道交通駅近くに構える「国際礼拝堂」は1925年に完成し、何度かの修繕を経て、今もなお活動を続ける礼拝堂。L字型をしたゴシック風の建築物で、高さ16㍍の礼拝ホールは700人余りを収容。全体的にずっしりとした造りで、全く飾り気のない素朴な茶色いレンガの外壁を覆い隠すように茂ったツタが、その長い歴史を物語る。
宗派を問わず受け入れるこの礼拝堂、今日・明日はクリスマスを祝う外国人たちなどで溢れ返っているはずだ。
~上海ジャピオン2021年12月24日号