メガバンク所有のビル
流行のレストランやショップと、昔ながらの中華菓子店が混在し、夜は若者、昼は高齢者でごった返している淮海中路エリア。
「永業大楼」は、かつて重慶市に本部があったメガバンク「聚興誠銀行」が所有していたアパート。L字型の建物と、交差点に面した部分にある丸い中華式の屋根が特徴的だ。この建物の1階は「聚興誠銀行」が入り、その後、次々と別の銀行に代わって、今は「中国工商銀行」が支店を設置。2階から上は今も現役のアパートだ。
「永業大楼」が面する「雁蕩路」は歩行者天国で、昔ながらの建築や、ローカル飲食店が並ぶ街並みをゆっくりと楽しめる。
~上海ジャピオン2022年1月21日号