観光産業の発展を目指す「上海旅行フェスティバル（上海旅遊節）」が
９月12日（日）19時半、南京東路の世紀広場と淮海路で開幕した。
　開幕後、淮海中路では２・２㌔にわたって、毎年恒例のパレードを実施。
電飾でライトアップされた万博マスコット「海宝」の山車など、
国内外のパレードカー18台が、市内を練り歩いた。
　パレードカーのほかにも、ブラジルサンパウロのサンバチームによるダンスパフォーマンスや、
サドルの高い自転車を操るドイツの曲芸団のパフォーマンスなど、30の演舞団体が出演。
約40万人の市民や観光客が道路脇に集まり、大いに盛り上がった。
　なおパレードカーによるパレードは、17日（金）～20日（月）の20時～20時半にも、
万博会場内の博成路で行われ、パレードカーの人気投票も実施される予定。
　また、「ショッピングフェスティバル（購物節）」も11日（土）に開幕。
開幕日が週末ということもあり、南京東路商業圏など重点商業地区で、
売上平均が昨年同期比で２０７・１％増となるなど、好調な滑り出しとなった。
（９月13日）

～上海ジャピオン９月１７日号より