「婦女と都市発展」などに関するフォーラムが、9月17日(金)に、上海市で開幕した。
同席上で市婦人連盟は、2009年における上海人女性の平均寿命が84・1歳となったことを明らかにした。
同寿命は、中国国内では最長で、先進国並みの水準となる。
上海の女性の平均寿命は、51年には45・6歳だったが、寿命は年々延び、99年には80歳を突破。
また09年には、100歳以上の女性は市内で719人を数えた。
こうした高齢化に伴い、一部の市民の間では、男性が60歳、
女性が55歳という基本的な定年退職の年齢を引き上げるべきとの意見も出ている。
しかし、ネットメディア「東方網」が行った調査では、
回答者の75%が「就職のストレスが増え、貧富の差が拡大する」などを理由に、
定年年齢の引き上げに反対している。
(9月17日)
~上海ジャピオン9月24日号より