静安寺の文物資料館は3月6日(木)、『夜来香』『夜上海』などの楽曲に代表される「パラマウント・ミュージック(百楽門音楽)」を、無形文化遺産として推薦する動きがあることを明らかにした。
パラマウント・ミュージックは、1933年、静安区に開店したパラマウント・ホール(百楽門大舞庁)から発祥した音楽。同ホールは、外国人バンドの招聘や、国内初の中国人ジャズバンドの結成などで注目を集め、西洋音楽と中国伝統音楽を融合した独特の音楽を生んだ。しかし近年では、その演奏者の老齢化や減少が懸念されていた。
(3月7日)
~上海ジャピオン3月16日発行号より