万博史上最高規模となる、246の国や団体が参加した上海万博が、
184日間の開催期間を終えて、10月31日(日)に閉幕した。
期間中の累計来場者数は7308万4400人となり、
大阪万博の6421万人を超え、万博史上最高記録を更新した。
上海地下鉄部門によると、
開催期間中の地下鉄利用者数は延べ10億5000万人を超え、1日平均は578万人。
こちらも期間中に、過去の平均利用者数の記録を計16回更新した。
閉幕翌日の11月1日(月)からは、24時まで延長していた終電時刻などを全て通常運行に戻し、
13号線は2日(火)から一時運行停止。
万博専用の公共バス7路線も、全て運行停止となる。
また、2005年の愛知万博に毎日通った〝万博おばあちゃん〟こと山田外美代さんは、
上海万博でも皆勤賞を達成。
万博事務局と『新聞晨報』から合同で、皆勤証書を授与された。
なお会場周辺の家賃相場は、閉幕前から下落傾向となっている。
急な解約は見られないものの、家賃が3割値下がりしているところも出ている。
(11月1日)
~上海ジャピオン11月5日号より