クリスマスや年末年始を前に、上海市内の各デパートなどでは、早くも年末商戦が始まっている。
最近は物価の上昇により、多くの商品が値上がりしているため、
割引を目当てに買い物に訪れる人々の姿が多く見られた。
　巴黎春天の五角場店では、12月10日（金）14時～11日（土）朝６時まで、
16時間連続営業を行う、割引セールを実施。
開店前から行列ができ、13時には１０００人余りが入口を取り囲んだ。
同店は混雑を緩和するため時間を繰り上げ、13時半から人数制限を行いつつ入場を開始。
16時間で延べ10万人以上が来店し、昨年に３日間連続営業した際の客数を上回った。
また浦東の第一八佰伴では、31日（金）朝８時～２０１１年１月１日（土）早朝２時まで、
18時間営業を行う予定。
　一方、今年は大火災を教訓とし、各イベントで消防局の規制が厳しくなっており、
外灘や東方明珠広場で例年行われている年越しイベントは中止となった。
また徐家匯の港匯広場では、イベントは開催されるが、花火の打ち上げを取り止めた。
（12月12日）

～上海ジャピオン１２月１７日号