水上バスがつなぐ景観区 蘇州河開発プロジェクト

 普陀区政府協会と華東師範大学が5月21日(月)に開催した「蘇州河水岸文化発展フォーラム」の中で、蘇州河一帯を景観区化するプロジェクトの概要が明らかにされた。
 同プロジェクトは、蘇州河沿岸に博物館やギャラリーを建設し、同地区を新たな景観区とするもの。こうした施設には、工場や住宅などの古い建築物を改築利用する。飲食・娯楽などの商業施設も誘致する予定。
 さらに計画では、各施設を水上バスで行き来できるよう、各所に埠頭を設置する。これにより、同景観区は、蘇州河と一体になった観光エリアの形成を目指す。
 関係者は、「蘇州河では今後、水上バスからの観光も楽しめるようになる。上海の新たなスポットとしてスタートを切ることになるだろう」と意気込みを見せた。
(5月22日)

~上海ジャピオン5月25日発行号より

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