入国時のPCRと隔離廃止 中国からの海外旅行者急増

中国では1月8日(日)から、新型コロナウイルス感染症対策の入国時PCR検査と隔離義務を撤廃。2022年12月から段階的に緩和していたゼロコロナ政策が事実上終了した。

同日の出入国チケットの予約量は前年比628%増加。中国から出発した旅行客は、全世界53カ国、100余りの都市に渡航したことがわかった。人気の旅行先は、中国香港、中国マカオ、中国台湾、タイ、シンガポール、マレーシアなど。これらの国では、中国からの観光客を歓迎し、インバウンド効果を期待している。特にタイでは、20日以上宿泊予約をしている中国からの旅行客がホテル宿泊者の44%に上り、23年の中国人観光客は500万人に達すると予想している。

また、22年12月27日(火)から23年1月7日(土)の間に中国に帰国予定だった旅行客の半分が、8日(日)以降にチケットを変更し、隔離を回避したこともわかった。(1月8日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2023年1月13日

 

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