出産後の世話を行う家政婦 成り手不足で昨年比3割減

 上海市内の各家政婦派遣会社は、2月27日(日)、春節明けに新たに来海した、
産婦と乳児の世話を専門に行う女性家政婦「月嫂」が、昨年同期比で3割減となっていることを明らかにした。
 市では「月嫂」が年々高年齢化しており、毎年辞めていく人数に対し、
新たな成り手がいないため人手不足が続いている。
ある派遣会社によると、昨年は春節明けに、新たに40数人が就職したのに対し、今年は10数人のみだという。
 この人手不足を受け、市内の「月嫂」の給料も昨年同期比で1割ほど上昇し、
月給で6000元を超える「月嫂」も出てきている。
(2月28日)

~上海ジャピオン3月4日号 

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