アメリカの医薬品メーカー・眼力健公司(AMO)は、ソフトコンタクトレンズ保存液「全能水潤隠形眼鏡多効能護理液(コンプリート)」の安全性に問題を発見したとして5月26日(土)、同品の回収を発表した。
問題が見つかったのは、主に杭州とスペインで生産された製品。液中で、角膜炎などを引き起こす微生物が繁殖する可能性があるという。市内の大型眼鏡店では、同品の撤去が進んでいる。
返品に関する詳細な情報は未発表。同社では昨年にも同様の回収騒ぎがあり、返品した消費者への補償を行なっていたが、返品数には制限があった。
(5月28日)
~上海ジャピオン6月1日発行号より