中国のネット検索最大手「百度」(バイドゥ)が提供する、文書共有サイト「百度ライブラリ」で、
近頃、上海市内14カ所の高級住宅の、約3600世帯のオーナーの姓名や住所、
電話番号などの個人情報が流出していたことが分かった。
これを受け百度は3月28日(月)の午後には関連情報をすべて削除し、対応した。
今回の騒ぎに関して復旦大学助教授は、犯人は面白がって流出させた可能性があると指摘する。
同ライブラリでは、過去にも銀行顧客リストなどが流出。
しかし中国では、プライバシー保護に関する法整備がされておらず、
他人のプライバシーを暴露する行為を処罰出来ない。
(3月29日)
~上海ジャピオン4月1日号