上海市食品薬品監督局が4月7日(木)、市内でこのほど見つかった豚肉が光る現象について、
細菌が原因で、食べても人体には無害だという見解を示した。
光る豚肉は、5日(火)、浦東地区楊高北路の五州農産物卸売市場で販売されたもの。
購入した同区高行鎮在住の女性が、一部を餃子の餡にして一家で食べ、
残りを常温で保存しておいたところ、夜中に青い蛍光色を放っているのを発見したという。
これに関して調査を行った同局食品安全監察処は、空気中や水中に存在する、
発光物質を作り出す発光菌が、肉に付着して繁殖したものと分析。
また、この種の菌には、青のほか、赤や黄色、黒く光るものもあるという。
なお、菌自体は非病原性で、人体には無害であり、食品の食感にも影響はないと解説している。
(4月8日)
~上海ジャピオン4月15日号