憩いの空間を守る 緑地周辺の建築規制施行

上海市緑化管理局は1月18日(木)、「上海市緑化条例」を、ことし5月より正式に施行する考えを示した。
 同条例は、市内の多くの公園が周囲を高層ビルに囲まれている現状を懸念し、16日(火)に制定されたもの。公園を含む緑地周辺でのビル建築について、「植物の成長と景観を妨げてはならない」「緑地から一定範囲外に建築する場合も、建築物の高さと密集度が基準を超えてはならない」など、細かな規定を取り決めている。
 同局の関係者は「すでに建築されているものに関しては、条例に沿うことは困難だが、今後新たに建築される物件については条例を適用し、市民にとってよりより緑地環境を守っていきたい」と話している。
(1月19日)

~上海ジャピオン1月26日発行号より

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