市衛生局は7月4日(水)、市の医療機関と市民に向けて、ことしの夏に流行が懸念されている結膜炎への予防対策を呼びかけた。
同局は同時に、市内11の病院を「重点病院」に指定し、発症状況を把握しながら流行拡大を防ぐ構え。指定された病院は、結膜炎に関する必要資料を市眼病防治センターに報告するなど、予防に力を入れていく。
関係者によると、ことしの結膜炎患者の多くは、児童や学生、工事関係者。学校やプール、大衆浴場、工事関係者の集合場所など、多くの人が集まる場所が主な感染ルートと見られている。
予防対策には、むやみに目をこすらない、こまめに手を洗う、タオルを使い回さないなどが挙げられている。(7月5日)
~上海ジャピオン7月13日発行号より