5月16日(月)午前9時21分頃、
上海市南西部の金山区にある日系企業「宏華世納米科技(上海)有限公司」の工場で爆発事故が発生し、
現場にいた作業員4人のうち2人が死亡、2人が軽傷を負った。
同工場では主に、携帯電話や自動車部品の塗装、射出成形などを行っていた。
事故は、作業場の間に設置してある約20平方㍍のエアシャワールームで起き、当時密閉状態にあった。
同ルームは可燃性物質の持ち込み不可とされており、従業員は、作業場の塗料ガスが漏れて混入し、
引火したと推測しているが、詳しい事故原因は消防部門が調査中。
なお工場は、作業を一時停止している。
(5月17日)
~上海ジャピオン5月20日号