南匯区の「新場」保存へ 新たな観光地として整備

南匯区都市計画部門は7月4日(水)、同区の古鎮「新場」の街並みを保存し、観光用に整える計画を明かした。
 保護の範囲は、滬南公路、奉新路、大治河、新環東路、工農路、新場東路によって囲まれた総面積148㌶の区域。同区画内では、無許可で建物の改築や取り壊しができなくなるほか、観光用の諸設備が作られる予定。さらに耕地を整備し、数百年前の農作業の様子を観光客に見せる計画もある。
 新場は市中心部から36㌔に位置し、宋代には江南地域で最大級の塩の産地として栄えていた。現在も、多くの歴史的建築が残されており、周荘や朱家角と比較される水路や、伝統的な田園風景が街の特徴。
(7月5日)

~上海ジャピオン7月13日発行号より

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